世宗大学校日本交流プログラム
国際教育センター
韓国のソウルにある世宗大学校と横浜国立大学との国際交流協定に基づく、1年間の教育プログラムです。毎年、20名前後の世宗大学校の日本語日本文学科学生が4月に来日し2月まで日本に滞在しながら直接日本を体験します。彼らの専門である日本語学習に加え、日本語レベルに合わせさまざまな授業を履修します。本プログラムでは、彼らの日本語力の向上のみならず、本学の学生やボランティアの方たちとの交流を通じて、日本を理解した有為な人材を育成することを目的としています。
海外研究スタジオ(ソウル市立大学)
齊藤麻人教授、辻大和准教授(都市科学部)
横浜国立大学とソウル市立大学とのあいだの交流協定は1998年に結ばれ、それから長い間交流が行われてきました。本学との交換留学協定も結ばれており、相互に学生が往来しています。
ソウル市立大学を拠点とした韓国ショートビジット(2018年9月3-11日)
2018年9月3日から11日にかけて、ソウル市立大学を拠点に、ソウル市や安東市の博物館や歴史的建造物、キリスト教聖地、市場などを中心とする、都市社会史フィールドワークを行いました。都市社会共生学科2年生3人が参加しました(引率教員:辻大和准教授)。
ソウル市立大学校では人文大学の教員からソウル都市史のレクチャーを受けたほか、同大学ソウル学研究所の研究員からソウル市中心部における歴史的建造物の調査、保全状況の案内を受けました。
安東市では、世界遺産である河回村における伝統的建造物群の保存状況、無形文化財である仮面劇の調査を行いました。
安東河回村の伝統的建造物群の調査 安東河回村の仮面劇
ソウル市立大学を拠点とした韓国ショートビジット(2019年9月20〜28日)
都市科学部の都市社会共生学科から1名、建築学科から1名、環境リスク共生学科から3名、都市イノベーション研究院 から1名の計5名の学生が参加しました(引率教員:齊藤麻人教授)
参加者はソウル市の都市開発とコモンズ運動に関するレクチャー(ソウル市立大学など)を受講し、 ソウル市内の都市再生、伝統家屋、韓屋の保存と活用に関するフィールドワーク、ソウル郊外の新都市における外国人労働者に関するフィールドワークなどを行いました。